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人生は最高のストーリー

いつも通り仕事をしていたあの日。小学校時代からの友人から送られてきた1通のDMがキッカケで私の最高の人生は、より一層輝き出すことになった。

「おもしろそうなことしてるんだな~」 インスタをなんとなく眺めていて、目に留まったのは小学校時代からの友人の投稿だった。

どうやら、人生を表現するイベントを始めたらしい。 小学校時代の友人とはいえ、彼女とは特別仲が良かったわけじゃない。ずっとSNSで繋がっていたけれど、お互いの現状はぼんやりと知っているぐらいの関係だった。 そんな彼女がファッションショーのイベントを作るなんて…。なんだか不思議な感じがした。

彼女と私の共通点はSNSに、ついつい熱い想いを書いてしまうところだ。 ある日私が投稿した文章に、彼女はとんでもない熱量でコメントをくれた。

そんなことがキッカケで、久しぶりに2人で会うことになった日。 居酒屋でお酒が飲めない彼女は、カルピスを飲みながら、バースデーランウェイについて熱い想いを語ってくれた。

私から見た彼女は自分の個性を追及して、進むべき道を突き進んでいるかっこいい存在に見えた。 でも、私と似ているところが一つだけあった。 それは、たくさんの葛藤を抱えているところだ。

当時の私は、自分自身に対して、色んな葛藤を抱えていた。 自分の在り方が分からなかったり、「自分って何だろう」と悩むことも多かった。

そんな葛藤を抱えていた私にとって、彼女との話は刺激になったし、「だから分かり合えるんだ」と納得できた機会にもなった。

それから数日たったある日、彼女から送られてきたのがあのDMだった。

「さやにピッタリなイベントだと思っているから、よかったら出ない?」 そう書かれたメッセージを読んだとき、

「ほら。やっぱり!」と思った。 バースデーランウェイのコンセプトは当時の私にピッタリで、心のどこかで「これって私が出るやつじゃない?」と思っていたから。

もしかすると私にとって、バースデーランウェイのモデルになるのは、必然的だったのかもしれない。 あの時、彼女から偶然連絡がきたのも、お互いの人生について話したのも、葛藤を抱えていた今の私に必要だったから、私はその方向に自然と歩き出していたのかもしれない。 なんて運命みたいに考えてしまうのも、私らしい。

偶然か、必然か。 彼女からのコメントで始まった、新しいストーリーが、今この瞬間から私の人生に刻まれていく。

『人生は最高のストーリー』

創作:響あづ妙
撮影:わっちゃん

※この小説はモデルさんのインタビューを元に創作しております。

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